株式会社じょうえつ東京農大
新潟県上越市の中山間地で耕作放棄地を再開発し、コメと野菜の有機農場(JAS認証取得)を経営し、地域振興に尽力しています。
 

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 東京農業大学は、明治24年の創設以来 、一貫した実学教育研究を通じて農学の発展と地域農業振興に貢献してきました。 平成5年には上越市で学生の農家実習を開始し、毎年学生が上越を訪れるようになりました。その後、上越市からの委託研究や審議会・委員会への協力も行ってきました。平成17年4月には上越市と協力協定を締結し、学術フロンティア共同研究事業下で有機農業確立試験研究を上越市谷浜・桑取地区で開始しました。
 谷浜・桑取地区は上越市上水道の水源です。尾根で囲まれ清浄な雪解水が日本海に注ぐ貴重な生態系は、環境と健康に優しい農産物を生産するための必要条件です。この貴重な環境を踏まえると、有機農業の最適地ともいえます。東京農業大学は同地区で 平成17年から有機栽培による水稲、野菜、畑作物の栽培実験を行い、水稲栽培に関してはすでに有機JAS認証を取得しました(平成19年2月28日付)。
 谷浜・桑取地区は典型的な中山間地です。後継者不足のため、農業者の高齢化が進み、限界集落も多数出現してきました。昭和30年代〜40年代に、県営開拓事業によって桑取川上流から15キロの用水路を建設し、180ヘクタールの農地を造成しましたが、約30%が耕作放棄されてしまいました。東京農業大学が、この地区で栽培実験など研究活動を進めるにつれて、地元からは地域農業・農村の活性化を 進める一層の協力を求める声が大きくなりました。多くの関係者と協議し地域振興策を検討しました。
 有機農業の試験研究成果を踏まえて、環境と健康に優しく、かつ付加価値の高い中山間地農業を確立するために、平成20年4月に株式会社じょうえつ東京農大を設立しました。弊社は 、東京農業大学、卒業生、地元地権者、地元産業界などの有志が出資して設立した会社です。

 平成21年度には特定法人貸付事業で 10ヘクタールの耕作放棄地を借入して農業参入を果たしました。 現在は約11ヘクタールに拡大し、借入れた耕作放棄地全てを再開発し有機農場を経営 しています。すべての圃場で有機JAS認証を取得済みで、平成22年から米だけでなく野菜も有機農産物として格付けできるようになりました。今後も耕作放棄地の活用によって、地域農業の振興を図ります。生産する有機農産物は全国販売するだけでなく、地産地消を通じて市民の健康促進に尽力します。

 
 

 

 

耕作放棄地の再開発
 

上越市の谷浜・桑取地区では農地180ヘクタールの約30%が耕作放棄され、農業農村の健全な継続が危ぶまれています。(弊社がすでに10ヘクタールを再開発しましたので、放棄地比率は下がりました) 住民は高齢化し、農業後継者が不足し、農業だけでなく集落機能の維持さえ困難な状態にあります。日本の夏の高温多湿の気候条件は、恐ろしいほどのスピードで雑草や灌木が生えてきます。一度耕作放棄されると農地へ再生するのは容易な仕事ではないのです。中山間地は水源であると同時に生物資源の宝庫です。農山村は伝統と智恵の宝庫です。

東京農業大学、そして今日では株式会社じょうえつ東京農大が耕作放棄地を借入し、再開発して有機農場を経営しています。平成23年5月には、第3回耕作放棄地発生防止・解消活動表彰事業で「全国農業会議所会長賞」を受賞しました。

 

有機農業は生物資源と環境を保全する農業です。耕作放棄地では重機の利用だけでなく、家畜放牧による再開発を試みました。成功したとは言えませんが、その過程を写真でお見せします。

 草だらけの圃場は昔は水田でした。この農家のご主人が亡くなってから後継者がいないため耕作放棄され、10年ほどたちました。普通なら重機を入れて再開発するのですが、私たちは平成18年からヤギとヒツジを放牧してどこまで開墾してくれるが3年間実験しました。ヤギは高いところの植物、ヒツジは地面に近い植物を食べるので、組合わせとしては良いのですが好き嫌いがあります。かなりきれいな状態にしてくれましたが、特定な雑草(たとえばススキ)を残してしまうので、それが一層はびこってしまいました。牛も入れておけば、ススキを食べてくれたかも。しかし、面積が小さいので放牧数に限界がありました。
 この圃場は結局、平成21年に重機を入れて抜根し、その後トラクターで何回も耕起。ようやく見られるような圃場に戻しました。しかし、地力は極めて低いのが現実です。
 平成21年 からそば栽培を開始しました。トヨムスメという品種で、上越の特産品化を目指しています。地元農家さんの「そば研究会」と一緒に谷浜・桑取地区で7ヘクタールほど栽培しています。今後、拡大する計画です。
 播種して1か月もすると開花。そばの花は白くてきれいです。
 そばは播種して2か月余りで収穫します。そば用のコンバインハーベスターを使います。 この圃場でソバ栽培を開始した平成21年は、梅雨明けが遅れたため、播種が遅れました。その後も雨が多く、全国的に凶作でした。 しかし、平成22年以降は、カボチャとソバの二毛作体系を取り入れ、寮作物とも有機農法で栽培しています。 平成23年には10アール当たり67キロのソバを収穫しました。
 実はここは豪雪地帯です。冬にはこんなに雪が積もります。この雪の下までダイコンを放置し、掘り出して分析しました。旨い雪下ダイコンの加工品へとつながる実験でした。
 学生が大きなダイコンを掘り出しました。この写真のダイコンは形が良くないけど、良いものもたくさんありました。雪下は温度が3度の天然冷蔵庫です。
平成22年以降は、この圃場でカボチャとソバの二毛作を行っています。
 
 東京農業大学は、網走市、厚木市、富士宮市、宮古島などに大学農場をもち、教育研究のための栽培実験や学生実習を実施していますが、弊社も東京農業大学の教育理念を実現する実践農場として機能します。実践農場としての役割は次のとおりです。
学術研究の深化
  大学での研究成果を農業・農村現場で実践する農場
  実践的教育の実践
  学生が講義・実験などを通じて習得する知識や技術を実践する農場
  東京農大のブランドの育成と普及
  産業としての農業および関連事業を実践する農場
  地域振興
  地域社会との協力の下、大学の社会貢献を実践する農場
 
 


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